中学生にとって、進学先を決めるのって大切ですよね。
候補となる進学先が複数あると、
どこにしようかな〜
と迷うと思います。
今回はそんなあなたが自信をもって決められるように5ステップで解説します。
それでは早速いってみましょう!
① 進学?就職?
知らない人もいますが、実は中卒で就職することができます。
ただ今はほとんどいません。
私の経験した学校でも、1学年に1人いるかどうか‥というところです。
ちなみに学力低めの高校普通科から就職する子は年に2、3人くらいです。
地域で有名な高校に進学する学力がなくても、定時制や専門学校に進学することができるからです。
中学卒業してすぐ就職するのは、特別な理由がある場合が多いでしょう。
家庭の事情でどうしても高校に行けない‥とか
今すぐ職人の元で授業をしたい‥とか。
②学力で絞る
自分の今の学力よりも高すぎる学校は候補から外しましょう。
目標設定で大切なことは、「達成可能」だということです。
ある程度上を目指すことは大切ですが、あまりにもかけ離れているところを目指すと、勉強のやる気が失われてしまいます。
では、自分の学力が合う学校はどこ?
ということはどうすれば分かるのでしょう。
それは、
- 担任や学年の先生、塾の先生などに候補を聞く
- 塾のサイトが出している一覧を見る
- 模試を受ける
この3つがあります。
特に、大手の塾が出している一覧表は参考になります。
一度検索してみて、自分の学力や内申点から目標にしたい学校を決めてみましょう。
③普通科or職業科
高校は大きく分けて、普通科と職業科に分かれます。
これの選び方は簡単で、
なりたい職業が専門的で、それに直接役立つことを学びたい→職業科
それ以外なら、どちらを選んでも大丈夫です。
もう少し詳しく説明しますね。
大学進学に関しては、普通科も職業科もできます。
ただ、普通科の方が国数理社英を中心に学ぶため、大学受験(特に一般受験)は対応しやすいです。
高卒での就職に関しては、職業科のほうが進めやすいでしょう。
職業科では多くの生徒が就職活動を行います。周りの生徒と一緒に調べたり、活動したりできます。
教員も就職活動の流れをよく分かっているので、その点も安心です。
普通科でも高卒で就職しようと思えばできますが、周りの生徒はほぼ進学です。
就職担当の先生と一緒に就職先を決めていくことになります。
学校に求人は届いているし、ハローワークのサポートもあるので、就職は可能です。ただ、届く求人票は職業科の方が多いです。
④私立or公立
これは県によります。
一般的には公立の方が安いです。
ただ、最近は私立高校に行く場合に国から授業料の補助金が出ます。
さらに、県によっては上乗せされる場合があり、公立と同等の負担で済むこともあります。
しかし、制服とか修学旅行も私立は高いので、結局は私立のほうがお金の面での負担は多いです。
家庭の収入によって補助金の額に差があるので、保護者といっしょに確認する必要があります。
教員の質については、何とも言えません。
公立は、高い倍率の教員採用試験をくぐった先生ばかりです。最近は都市部の倍率の低下が問題になっていますが、教科によってはまだまだ倍率は高いです。田舎の方ではどの教科も10倍ぐらいだったりします。
私立は、私学教員適性検査というものがあり、それを基準に採用する場合もありますが、独自で採用したり、卒業生を引っ張ってくる場合もあります。
私学は学校によって教員の質の差が大きいですが、公立は頻繁に転勤があるため質の差は少ないです。
施設の綺麗さや機材の豊富さはやはり私立が平均的に良いです。公立も学校によってはスゴいところもありますが、まだまだ古い感じの学校が多いです。
⑤その他
ここまで絞ったら、あとはホームページを見たり、SNSで調べたり、学校見学に行ったりすると2.3校に絞れると思います。
なかなか学力的に足りない場合は、専門学校や定時制高校も視野に入ると思います。
【どこの学校に進学するか】も大事ですが、まだまだ将来は決まりません。
どんな将来を描いて、そのために行った先の学校で何をするか?が将来にとっては大きいです。
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ではまた。
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